青汁の健康・美容パワーを検証♪
大麦若葉・明日葉・ケールなど
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青汁の歴史を紐解く

手軽に野菜不足を解消できる青汁。
元々は九州地方でのみ飲まれていましたが、1990年代に放送されたCMとバラエティ番組がきっかけで全国的に知られるようになりました。
しかし、実は青汁はとても長い歴史を持っているのです。
青汁の歴史を詳しく紐解きます。

平安時代に書かれた日本最古の医学書『医心方』には植物の葉の汁に関する記述があり、当時からすでに青汁が活用されていた事が分かります。
青汁そのものは1000年以上前から存在していたのですが、最初に注目されるようになったのは戦前から戦後にかけての事です。

現代市販されている青汁は医師の遠藤仁郎博士によって開発された「緑葉末油煉」がベースとなっています。
これは、湯通しした後に石臼で挽いて粉末状にしてから炒った野菜の葉に油をしみこませたものです。
食糧難の時代に栄養不足を解消する手段として、野菜の葉を食べる事を思いついたのが開発のきっかけになりました。
遠藤博士は戦後も青汁の研究を続け、アメリカとオランダからケールを入手した後は、それまで使っていた野菜の葉をケールに置き換えました。
こうして、ケールを原料をした青汁が作られるようになったのです。

ちなみに、青汁という名称は遠藤博士の夫人が付けたとされています。
古代の日本では緑色を青色と呼んでいたため、その名残で青汁と命名しました。

まずくて青臭い飲み物というイメージが強いですが、最近の青汁は改良が進んでかなり飲みやすくなっています。
野菜不足に陥りがちな現代人に重要な健康食品として、青汁はこれからも活用され続けるでしょう。

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